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第5回 3Dコピー(真空注型)~型組み~

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3Dコピーの連載、今回は5回目となりますが、ここまで紹介してきたものを おさらいしてみます。 第1回 3Dコピー(真空注型)とは 第2回 3Dコピー(真空注型)の工程の説明 第3回 3Dコピー(真空注型)~パーティングライン~ 第4回 3Dコピー(真空注型)~ゲート~ 第1回から3Dコピーについて簡単に説明させていただいております。 第3回と4回で型取りの工程を案内していますが、今回はいよいよ 型取りゴム型づくりの最終章です。 ゲートを前回マスターモデルにとりつけましたので、型組みをして シリコンゴムを流していきます。 型組みとは、マスターモデルを箱の中に浮かせるようにすることに なりますが、写真のようにゲートを箱の内壁に接着していきます。 このように宙に浮いているように固定します。 横から見ると浮いているのがわかりますね。 写真ではわかりやすいように手前の壁を組んでいませんが、実際には 4面ともに壁を立てて箱を作ります。 箱が完成すると、いよいよシリコンゴムを流し込んでいきます。 流し込んでいく様子は以下の動画をご覧ください。 シリコンゴムが流し込まれた後はこのようになっており、気泡がたくさん あるのがわかります。 この気泡を抜くために真空槽に入れて脱泡してから恒温槽を一定の温度に 設定して、最低8時間かけて硬化させていきます。 今回はここまでです。 次回は、実際に硬化したシリコンゴム(ゴム型)を完成させる 作業を紹介します。