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第7回 試作市場2016

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今年も、東京都大田区で開かれる展示会、第7回試作市場に出展いたします。 東京でははじめての出展となったのが昨年の試作市場。 本社のある大阪では、これまで展示会は何度か出展してきましたが、東京では出展しておりませんでしたので、まだまだ弊社の技術をお伝えしきれていないと思います。 今回は2回目の出展で、昨年は機会のなかったお客様にも是非エムズコーポレーションを知っていただければと思います。 当日は弊社のオリジナルの加工品も展示しておりますので、手にとっていただけますし、製品によっては実際に身につけて写真撮影も可能です。 写真を撮られましたら、SNSなどでアップしていただいてけっこうです。 気軽にご来場いただいて、何なりと質問いただければスタッフがお答えいたします。 第7回 試作市場 2016 ~試作に焦点を絞った専門展~ 【会期】  2016年5月12日(木) 10:00~17:00   2016年5月 13日(金)   10:00~16:00 【会場】  大田区産業プラザPiO  〒144-0035 東京都大田区南蒲田1丁目20-20 切削加工、真空注型の試作、光造形及び簡易型のことならエムズコーポレーション Facebookも更新しています

第4回 3Dコピー(真空注型)~ゲート~

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ずいぶんと更新が空いてしまい、第3回から3年近く経ってしまいました。 前回はパーティングラインについてご案内しましたが、今回はゲートについて 説明していきます。 製品を作るためには、樹脂を流していくための注ぎ口が必要になります。 この注ぎ口をゲートと言います。 これは金型で量産される成形品と同じく、3Dコピー(真空注型)も同じです。 3Dコピーの場合は、樹脂を流すために圧力をかけて一気に流すのではなく、 真空状態にすることで樹脂を充填していきます。 真空状態であればすき間に樹脂が一気に流れ込もうとしますが、注ぎ口が 小さいと樹脂が行き届きません。 そのため注ぎ口は大きくしています。 入口は大きくして一気に樹脂が隅々まで充填されるように考えており、 行き届いた樹脂が出ていくところは小さく(時には大きくなります)しています。 この入口を入りゲート、出口を出ゲートと呼んでいます。 入口から樹脂が入っていき、出口に向かって樹脂が引っ張られるように 流れていきますので、出口は入口から遠いところに位置するようにしています。 ゲートをつけるとこの写真のようになるわけです。 ゲートは最終的には取り除いてキレイに仕上げていきますので、この処理も 最小限の時間で済むように、ゲート位置は大きさは考えられています。 ゲート位置をわからないようにするのが職人の技術です。 どこにゲートをつけたのかわからないと言われると職人は笑顔になります。 勝負に勝った・・・そんな気持ちになるわけです。 切削加工、真空注型の試作、光造形及び簡易型のことならエムズコーポレーション Facebookも更新しています