『パーティション取付型 会話補助システム NF-2』応接室での使用レビュー




今回は、前回ご紹介しましたアクリル板越しの声の聞こえにくさを軽減できる『TOA パーティション取付型 会話補助システム NF-2』の実際使用してみたレビューです。



アクリル板越しの会話、このマイクで改善できるのか数日試してみました。
弊社で使用した環境は上記のような比較的近い距離での対面での会話ではありません。



メーカーのホームページでの使用される環境ではないことをはじめにおことわりしておきます。

応接室にアクリル板を設置しており、そのアクリル板越しの会話です。
アクリル板までの距離が双方に600mmです。実際の設置しているのはこういう環境です。


応接室や会議室などに設置すると対面する人との距離はけっこうあります。
この環境でアクリル板に高さ150mm以上のところに設置して、音量を最大にしても聞こえやすさは感じることができませんでした。
原因はマイクと人の話す口元の距離です。

そこでマイクを手前に近づければどうかとマグネットでの取り付けをやめました。
このマイクのうしろにはゴム足がついています。


ゴム足があるのでテーブルの上にマイクを上向きに置いてみるとこういった状態になります。距離が近づいたためマイクで声を拾ってくれるようになりました。


口元に近くということを考えると高さのあるところに設置したくなりますので、手元にありましたブックエンドに本体のマグネットで貼り付けしてみました。


テーブル置きより、こちらの方が声が届くように感じますし、実際に聞こえやすくなりました。弊社の応接室に設置して複数のお客さまと商談いたしましたが、聞こえやすいと好評です。

コロナ禍で生まれた製品だと思いますが、距離のある社内の会議室などに使用できます。
大きすぎるスペースだとそもそもマイクを利用されますが、そこまで大きくないけど小さくもない、そんなスペースに最適です。
コロナ禍という限定的なものではなく、終息した後でも継続して使えるものだと思いました。

最後にデメリットをひとつ上げるなら配線がどうしても出てしまいますので、そこが気になるところです。
有線のものはこの商品だけではなく、他の商品でもありますが有線であるデメリットよりも声が聞こえやすくなるメリットの方が断然大きいです。


エムズコーポレーションでは、こちらの商品の販売を受け付けております。
もちろん飛沫防止になるアクリル板も継続してご注文を受けておりますので、ホームセンターでは購入できないとか希望のサイズがないとお困りの人はご相談していただければと思います。




◇NF-2、飛沫防止プレート お問い合わせ先◇
受付窓口:TEL 072-828-0915 
受付時間:平日 9時~18時  

お問い合わせフォーム:https://bit.ly/2KuREhB
こちらは24時間受付しております。

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